数日前の授業中。
板書をしていると、背中にピキッとした痛みが。
決して若くない体なので、そういうことはたまにあります。いつもなら、すぐに治るので気にしないことに。
おかしい。まったく痛みが引かない。それどころか、痛みの強度とエリアが拡大していく。
山王工業戦の桜木花道がオーバーラップします。まさか、選手生命いや講師生命に関わるケガ…?
痛みは増すばかりです。声を出すことも苦しくなってきました。
生徒たちに謝って、さすがに授業を少し中断。椅子に座って呼吸を整えます。
でも、授業を再開しないわけにはいきません。
桜木花道のように「オヤジの栄光時代はいつだよ…オレは今なんだよ」とは言いませんが、立ち上がって授業に戻ります。
本当に大変な症状だったらどうしよう…。そう思っていると、
「先生、それギックリ背中ちゃう?」と一人の生徒。
「ギックリ背中?ギックリ腰じゃなくて?」
「そう、ギックリ背中。お父さんがこの前になってた。」
「それって、ほっといても治ったの?」
「さあ・・・?」
授業後、調べてみたら、本当にありました「ギックリ背中」。
確かに、症状は同じです。で、対処法は…。
「患部を冷やして安静にしましょう」うん、なるほど。別のサイトも見ときます。
「患部が冷えないように気を付けて安静にしましょう」どっちやねん。
おかげさまで、今は治っています。
それにしても、「ギックリ背中」ってなんとも語呂が悪くないですか。
人に話すと、全員に「何それ~」と笑われました。